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【伊藤忠丸紅鉄鋼】据置:A/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0429

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0429 201 5 年 9 月 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 A

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 伊藤忠商事と丸紅の鉄鋼製品分野が統合して設立された鉄鋼専門商社。株主構成は伊藤忠商事と丸紅が

50%ずつとなっている。仕入面では新日鐵住金、J F E スチールを始め国内外に幅広い取引先を有する。国

内では親会社の商権を引き継ぎ大手メーカーを中心に強固な顧客基盤を有するほか、総合商社系として海

外での事業展開を強みとする。特にエネルギー関連の取引を得意としており、13 年に米国の最大手油井

管問屋 Sooner 社を買収するなど、さらなる取引の拡大に注力している。

(2) 注力してきたエネルギー関連取引が貢献して業績は堅調に推移してきたが、足元原油価格下落などを背景

に下振れている。ただ、世界のエネルギー需要自体は大きく落ち込んでいないことから、今後も油井管や

ラインパイプには一定の需要が見込まれる。国内外の安定した事業基盤も勘案すれば、収益が大きく落ち

込む懸念は小さいとみている。財務面では、大型投資実施や運転資金負担増加によって有利子負債が増加

しているが、財務の諸指標は特段問題のない水準を維持している。以上を踏まえて、格付を据え置き、見

通しを安定的とした。

(3) 15/ 3 期当期純利益は 255 億円(前期比 3. 8%減)と小幅ながら減益となった。エネルギー開発需要の停滞

に加え、新興国経済の減速や海外の鋼材市況低迷も影響しており、足元もこうした状況が続いている。た

だ、北米の自動車向けなど堅調な需要分野もあることから、底堅い収益を確保すると考えられる。外部環

境が弱含む中でも、買収した Sooner 社とのシナジー効果発現や近時の投資案件を中心とした収益改善な

どを進め、中長期的に収益力を強化していくことができるか注目していく。

(4) 運転資金負担の増加から有利子負債が増加した一方、利益の蓄積も進んでおり 15/ 3 期末のネット DE R は

1. 6 倍とほぼ横ばいにとどまっている。今後も現状程度の財務構成は維持可能とみているが、業容拡大を

図る中で投資や運転資金負担の動向には引き続き注意を払っていく。

(担当)水川 雅義・工藤 怜士 ■ 格付対象

発行体:伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 8 月 28 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:水川 雅義

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「鉄鋼」(2012 年 3 月 26 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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